第1章:MBTIってなに? 自己理解の入口

「MBTIって聞いたことあるけど、よくわからない」
「診断したけど、なんだかしっくりこなかった」
そんなふうに思ったことはありませんか?
MBTIとは、人の性格を16タイプに分類する心理テストのひとつです。
正式には「Myers-Briggs Type Indicator(マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標)」といって、アメリカの母娘によって開発されました。
ポイントは、「正しい・間違い」「良い・悪い」で評価するものではなく、
“自分の傾向を知るためのツール”だということ。
4つの軸(外向/内向、感覚/直感、思考/感情、判断/知覚)を組み合わせて、
自分の価値観や行動パターンを客観的に見ることができます。
私が初めてMBTIを受けたのは、数年前。
そのときは「ENFP」と出て、「ああ、自由で人と関わるのが好きな自分らしい」と思いました。
でも――後にタイプが変わったことで、MBTIの“本当の価値”を実感することになります。
第2章:MBTIは変わる? ――その理由とタイミング
MBTIって、一度出たら一生変わらないものだと思っていませんか?
私もそう思っていました。
でも実は、人の性格は変化します。
だから、MBTIのタイプも変わることがあるんです。
● MBTIが変わる理由
1番の理由は、「環境の変化」。
仕事、人間関係、生活リズムなどが変わると、それに適応するために性格も少しずつ変わっていきます。
たとえば、以前の私は毎日たくさんの人と関わる仕事をしていて、外向的な面が強く出ていました。
でも心身の不調をきっかけに環境をガラッと変えたことで、静かな時間を大切にするようになり、
再び診断を受けたら「ISFJ」に変わっていました。
● 変わる人・変わらない人
変化しやすい人にはこんな特徴があります。
逆に、ずっと同じタイプの人もいます。
それが悪いわけではありません。
MBTIは変わっても、変わらなくても、自分の理解を深めるヒントになるんです。
● タイミング:転職・人生の節目
MBTIが変わることが多いのは、やはり人生の節目。
私自身も、MBTIが変わったタイミングは「自分と向き合わざるを得なかった時期」でした。
それは苦しい時期でもありましたが、だからこそ「今の自分」に合った気づきがもらえたんです。
第3章:変わることを恐れない ――MBTIとの向き合い方
MBTIの結果が変わると、「自分がブレてるのかな?」と不安になるかもしれません。
でも、変わるのは自然なこと。むしろ「変わった自分」を肯定するチャンスです。
大切なのは、「過去の自分」と「今の自分」の違いを責めることではなく、
「今の自分が、何を求めているのか」を知ることです。
MBTIは、「私はこのタイプだからこうする」ではなく、
「この傾向があるなら、こうしたらもっとラクに生きられるかも」という視点で使うのが正解です。
私も、「ENFP→ISFJ」になったときは驚きましたが、
「今は静かに過ごすことで自分を守っているんだ」と気づいたことで、自分を否定しなくなりました。
第4章:MBTIをどう活かす? ――自己分析から実生活へ
MBTIの診断結果を知るだけでは、あまり意味がありません。
大事なのは、「どう活かすか」です。
● 自己分析に使う

MBTIは、自分の「今の状態」を知るための地図になります。
今どんなことでストレスを感じているのか、どんな環境が心地よいのか――
そこにヒントがあると、自分に合った選択がしやすくなります。
● キャリア・仕事の方向性に活かす

例えば、内向タイプは一人作業のほうがパフォーマンスを発揮しやすかったり、
感情タイプは対人関係の細やかなケアが得意だったりします。
MBTIをもとに、「自分の強みをどう活かせるか」を考えてみると、
仕事の選び方にも変化が出てくるかもしれません。
私も、「人と関わる仕事が得意だと思ってたけど、今は裏方が合っている」と気づけたことで、
働き方を少しずつ調整するようになりました。
● 人間関係に活かす

MBTIは他人を理解するツールにもなります。
たとえば、自分と違うタイプの人を「合わない」と感じるのではなく、
「この人はこういう傾向があるんだな」と思えると、摩擦が減ります。
第5章:MBTIは絶対じゃない ――信頼性と付き合い方
MBTIの診断はあくまで“目安”です。
一部では「科学的根拠に乏しい」との指摘もありますが、
それでも「自分を見つめるツール」としては十分に価値があると私は思っています。
● テストのブレがある理由
その日の気分、置かれている環境、質問の読み方――
そういった要素によって、結果が変わることがあります。
でもそれこそが、人が変化する存在である証拠ではないでしょうか。
● 正しい使い方とは?
MBTIを“診断結果”として固定するのではなく、
「今の自分の傾向」として受け止めるのがベストです。
私も、過去のMBTI結果にとらわれていた時期がありましたが、
「今の自分を肯定するためのヒント」として捉えるようになってから、
心がずっと軽くなりました。
第6章:MBTIを通じた自己発見の旅

MBTIは、「自分とは何者か」を知ろうとする旅のひとつの地図です。
それは完璧な答えを与えてくれるものではありませんが、迷ったときのヒントになってくれるものです。
私自身も、かつてはMBTIを「固定された性格の診断」だと思っていました。
でも、タイプが変わったときに初めて気づきました。
「変わること」は、自分が成長している証拠かもしれないって。
6-1. MBTIを理解することで得られるもの
MBTIを通して得られるのは、「自分の傾向」「他者との違い」そして「今の自分の立ち位置」。
それは、これから何を大事にしたいか、どう生きたいかを考える手がかりになります。
診断結果はあくまで“道しるべ”です。
その地図をどう使うかは、あなた次第です。
6-2. 変わることを恐れず自己成長を図る方法
もし診断結果が以前と違っていても、落ち込む必要はありません。
変わったということは、それだけ新しい経験をし、新しい自分に出会えたということです。
MBTIは、「あなたはこうです」と決めつけるものではなく、
「あなたはこういう傾向があるけど、変わってもいいんですよ」と教えてくれるツールです。
自分の変化を受け入れ、柔軟に向き合うこと。
それが、本当の意味での“自己理解”だと思います。
6-3. 次のステップとしての自己評価のすすめ
MBTIを通じて得た気づきを、これからの選択に活かしてみましょう。
- 今の環境は自分に合っているか?
- 心地よく過ごせる人間関係とは?
- 自分の強みを、どこで活かせるか?
そして、時にはまた診断を受けてみてください。
過去の自分との違いを見つけることは、自己成長の証でもあります。
おわりに
MBTIが変わったことで、私は「自分が変わってしまった」のではなく、
「自分が成長した」と思えるようになりました。
この自己発見の旅が、あなたにとっても前向きなものになりますように。

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